受胎可能な状態に関する事柄
排卵 (卵巣からの1またはそれ以上の数の卵子の放出)は、月経周期中に1度だけ、24時間以内に起こります。
月経出血の1日目が、周期の最初の日になります。
第1日目から排卵までの期間は 、 一定ではありません。
排卵から月経までの期間は、の期間は、約2週間です。
排卵は、周期が短い場合で早い時期に、周期が長い場合でそれよりも遅い時期に起こります。
子宮頸管粘液の状態を観察することによって、受胎可能な状態か不妊の状態かを1日ごとに知ることができます。
排卵前の妊娠可能と不妊とのパターンは、女性ごとに異なります。
卵巣から放出された卵子(卵)は、受精しなければ12~24時間後に死んでしまいます。
精子細胞が生存して卵管中の卵子に到達するためには、適切な子宮頸管粘液が必要です。
精子細胞は、適切な子宮頸管粘液中で3~5日間も生存することができます。不妊期間であれば、精子細胞が膣の中で1~2時間後に死んでしまいます。
卵巣周期中の子宮頸管の典型的な状態 (図解)
典型的な卵巣周期 (アニメーション)
卵巣周期中の典型的な子宮頸管の状態 (アニメーション)